昨今のお一人様ブームに乗り、完全に市民権を得た『ソロキャンプ』
数年前までは、キャンプ場予約の際に『一人です』と答えると、聞き返されるくらい少数派でしたがね。
現在はファミキャン中心のお父さんの中でも、『一人で気ままにキャンプしてみたい』と考えたり『子どもが大きくなりキャンプに来なくなった』と感じている方も多いのでは?
今回の記事では、現在ファミキャン勢のお父さん方が、ソロキャン勢にクラスチェンジする際の『注意点』をまとめました。
ソロキャンパーに転向する際の3つの注意点
ソロキャンプ用の装備は最小限で良い
ソロキャンプデビューするからと言って、ソロ装備を一式そろえる必要はありません。
ソロキャンプでも、ファミキャンで使っているほとんどの道具を流用できますからね。
ファミキャン装備の流用で不便を感じるモノは、あえて言えばテントとテーブルくらいです。
テント
例えばデカい2ルームテントでのソロキャンプは、さすがにミスマッチですよね。
アメドMくらいのサイズのテントであれば、ソロでも違和感なく使用できますが、巨大なテントしか持っていないのであればソロ用の幕が欲しいところ。
オススメはサイズ感と品質から考えて、このあたりですかね。
オールシーズン快適に使える幕で、比較的安価なモノをピックアップしました。
WAQのアルファTC・バンドックのソロティピー1については、こちらの記事で詳しく説明しているので参照してください。
テーブル
サイズが1メートルを超えるようなファミキャン用のメインテーブルは、さすがにソロキャンプにはミスマッチです。
サブテーブルを持っているならば流用すれば良いのですが、無い場合は購入が吉です。
ソロテーブルのオススメは価格と性能から考えてこんなところですかね。
VENTLAXのアルミテーブルはサイズ感が絶妙で、品質も文句なしの逸品です。
Rock Cloudのアルミテーブルは、高さ調整ができるのが良いですね。
最近よく耳にするブランドである『VENTLAX』は、コスパとデザインに優れた注目のメーカーです。
VENTLAXについて、どこよりも詳しくまとめた記事がありますので、ぜひ一読してみてください。
リスク対策のレベルを一つ上げる
ひとりで気ままな時間を過ごせるのがソロキャンプの良いところ。
でも、自然の中でひとりでいることはリスクもいっぱいです。
ソロキャンプでは、頼れる者が自分自身しかいないので、リスク対策のレベルを上げる必要があります。
人によって必要な対策は変わってくるかもしれませんが、『盗難対策』と『ケガや体調不良対策』は、全てのキャンパーに必須の対策だと感じます。
盗難対策
ソロキャンプは必ずサイトを空にする瞬間が発生するので、盗難リスクが高まります。
キャンパーの皮を被った犯罪者から大切なギアを守るため、必要な対策をとりましょう。
【盗難に有効な対策】
■テントに南京錠をかける。
■サイトにセンサーライトを設置する。
■幕内の照明はつけっぱなしにしておく。
■小音量で音楽をかけっぱなしにしておく。
■軽量で価格の高いギアは外に出しっぱなしにしない。
ムサシのセンサーライトは取り付けがカンタンで、防水仕様なのでキャンプでも安心して使えます。
ケガや体調不良の対策
キャンプでは多いケガは、『やけど・切り傷・すり傷・虫刺され』です。
突発的な体調不良は、『食あたり・熱中症』が多いと感じます。
筆者も上記の全てをソロキャンプ中に体験済みです。
楽しいはずのソロキャンプが地獄と化したあの日の思い出。忘れることはできません。
【ケガや体調不良に有効な対策】
■まずは全力で予防に努める。
■焚き火・薪割りなどの作業時は革手袋を着用する。
■こまめな水分補給、そして酒を飲みすぎない。
■苦味のある肉は腐っているので絶対に食べない。
■ファーストエイドキットを持参する。
お守りがわりに、ポイズンリムーバーがセットになっているファーストエイドキッドを持参しておきましょう。
嫁さまの理解を得る
我々お父さん勢のソロキャンプデビューを阻む、最も高く厚い壁。それは『嫁さまの理解』かもしれません。
家庭により難易度は大きく変わると思いますが、我が家では下記の対策を行うことで、スムーズにソロキャンの許可が下りました。
【嫁さまの理解に有効な対策】
■ソロキャンプで出た洗濯物は自分で洗う。
■ソロキャンプに行ったら、ちょっとした土産を持ち帰る。
■ソロキャンプ帰りは洗車。キャンプ前より車をキレイにする。
■ソロキャンプから帰宅した日の晩御飯を、家族全員分作る。
続けることができれば、そのうち嫁さまの方から『ソロキャンプ行ってきて』と言われるようになる。(カモ。)
私たちがのほほんとソロキャンプを楽しんでいる間、子どもたちの面倒を見ているのは嫁さまですからね。
ちょっとしんどいですが、このくらいはやっても良いものと感じています。
ソロキャンプ転向 3つの注意点 まとめ
■ソロキャンプ用装備は最小限で良い
■リスク対策のレベルを一つ上げる
■嫁さまの理解を得る
以上、我々ファミキャン父さん勢がソロキャンプデビューする際の注意点でした。
必要な準備を整え、快適なソロキャンライフを送ってくださいね。
ではまた。