キャンプの夜を彩る焚き火。
星空の下、酒を飲みつつ焚き火を愛でる時間には、何ものにも代えがたい価値を感じます。
日々のさまざまな悩みも火にくべてしまえるように、深い癒しを与えてくれる焚き火。
この記事でははじめての焚き火を失敗せずに心から楽しむことができるように、
焚き火デビューする方へ向けて、必要な道具と知識を解説します。
【初心者必見】焚き火のやり方はこれでOK!必要な道具8つと知識を解説!
焚き火のやり方はこれでOK!必要な8つの道具
焚き火を楽しむために揃えたい道具は下記の8つです。
重要度も記載したので参照にしてください。
焚き火台 :重要度
焚火トング:重要度
革手ぶくろ:重要度
ガストーチ:重要度
難燃シート:重要度
風防・陣幕:重要度
着火剤など:重要度
焚火用の薪:重要度
直火が禁止されているキャンプ場では焚き火台の使用がマストです。
ほとんどのキャンプ場で焚き火台の使用がルールとなっているので、重要度は高いです。
焚き火台の大きさや価格・デザインはピンキリですので、自分にあったモノをチョイスしてください。
初めての焚き火台であれば、オーソドックスなモデルが良いでしょう。
Tokyo Campの焚き火台はソロからデュオ。
ユニフレームのファイアグリルやスノーピークの焚き火台は、ファミリーキャンプに適しています。
焚き火を楽しむには焚き火用トングが必要。
安全のため、食材をつかむトングより長めのトングを準備すると良いでしょう。
機能的には100均のトングで問題ありませんが、そのうち良いモノが欲しくなります。
おすすめはVENTLAXのTAKIBI TONGS。
デザインと操作性に優れた焚き火用トングで、お値段以上の価値をもつ逸品です。
焚き火を楽しむ際には必ず革製の手ぶくろを使ってください。
軍手だと薪のトゲが刺さる可能性がありますし、簡単に燃えてしまうので危険です。
革手ぶくろの値段はピンキリですが、安いモノでも充分に使えます。
筆者は1,000円程度の革手ぶくろを3年以上、なんの問題もなく愛用しています。
ブランドを気にしないのであれば、1,000円革手ぶくろで充分ですね。
こだわりたいのならば、無料修理ができるグリップスワニーの製品がおすすめです。
着火のチートアイテム、SOTOのフィールドチャッカー。
これさえあれば着火の成功率は100%。
少し乱暴な言い方をすると、フィールドチャッカーさえ持っていれば他の着火アイテムは必要ありません。
着火剤すら不要です。
フィールドチャッカーは本体価格が安い上に、カセット缶が使えるので運用コストも低いです。
炙り料理にも使えるスーパー優等生なので、さっさと買ってしまいましょう。
欠点は、着火がカンタンすぎること。
着火の楽しみ・火を育てる楽しみが無くなってしまいます。
焚き火台の下に敷くことで、地面へのダメージを防ぐスパッタシート。
環境に気を配れるキャンパーの必須装備です。
スパッタシートを使うことで、地面に落ちている枯葉などへの延焼を防げるので、安全性も向上します。
また、スパッタシートは焚き火のあと処理をラクにしてくれる優れモノです。
ふろしきのように灰を包んで、灰すて場に持っていけるので、重たい焚き火台を運搬しないですみます。
1,000円〜2,000円程度で買えるので、迷っているヒマがあればさっさと購入するが吉ですね。
焚き火のオトモ、風防。またの名をリフレクター。
金属製の風防は、風をふせぐとともに焚き火の暖かさを倍増させてくれるニクいヤツです。
見栄え的にはコットン製の陣幕の方が映えますが、実を取るなら金属製のリフレクターの方が一歩勝ります。
金属製のリフレクターは輻射熱がバチバチに暖かいからです。
火の粉で穴も空きませんしね。
おすすめは、キャンプグリーブの大型風防板。
キャンプグリーブの大型風防板にはOリングがついているので本体をペグで固定できます。
風があっても倒れない。
安心ですね。
高さは小型の焚き火台ならば30cm〜40cm、大型の焚き火台ならば50cm〜60cmが良いでしょう。
着火剤があればほぼ失敗することなく着火できます。
そりゃ着火剤ですからね。あたりまえです。
・・ですが、筆者は何度か失敗したことがあります。
理由は、着火剤の燃焼時間を把握していなかったためです。
文化焚き付けなどの着火剤の燃焼時間は約5分ほど。
5分では太い薪にはなかなか着火しないので、小割りなどを活用する必要があります。
炭への着火も5分ではむずかしいです。
着火剤の種類によっては、複数個必要になるかもしれません。
着火剤は便利なアイテムですが、コスト的にも成功率的にもガストーチに劣りますので、重要度はかなり低くなります。
当たり前ですが、薪がないと話になりません。
薪の調達方法はさまざまですが、おすすめは薪専門店の『薪のPEN』さんからの購入です。
高品質の広葉樹の薪が、びっくりするほどのボリュームで、とても安価に販売されています。
特定エリア内なら、無料配送もしてくれる良心的な薪専門店です。
焚き火をするときの新常識『焚き火をするなら薪のPEN』を頭に刻み込んでください。
焚き火のやり方はこれでOK!必要な知識
焚き火の準備でむずかしいことは特にありませんが、安全の確保と周囲への配慮は欠かさないようにしましょう。
手順と注意点は下記のとおりです。
着火の仕方にはさまざまありますが、自分にあったモノを見つけてください。
特にこだわりがないのであれば、ガストーチでの着火が楽チン&安価&確実です。
理想は、眠る前に薪を燃やし切ることです。
なので、寝る時間の2時間前ごろから薪の量の調整をすると良いですね。
ポイントは完全に消化してから就寝すること。
熾火(おきび。炎を上げずにまっかに燃えている状態)のまま放置するのは危険ですので厳禁です。
薪を燃やしきれなかった場合は、下記の対策を取ると良いでしょう。
重い焚き火台を灰捨て場まで持って行くのは大変なので、灰はスパッタシートに包んで捨てにいきましょう。
【初心者必見】焚き火のやり方はこれで完璧!必要な知識と道具を徹底解説!まとめ
必要な道具をそろえ、知識を身につけることで、皆さまが快適な焚き火ライフを過ごされることを願います!