キャンプでは失敗がつきもの。
ちょっとした失敗は笑えるエピソードになるので良いかもしれませんが、楽しい後日談にならない失敗は回避したいものです。
今回はキャンプ歴4年・キャンプ回数約100回のミドル級キャンパーである筆者の失敗談を紹介します。
失敗レベル1 (あるあるな失敗)
失敗レベル2 (あかん失敗)
失敗レベル3 (大失敗)
の3つのレベルに分けて紹介します。皆さまには私のようなミスをしないよう、快適にキャンプを過ごして頂きたいです!
【初心者必見】失敗を回避せよ!キャンプでの失敗談8選
忘れ物をする
ベタですが、やはり忘れ物には気をつけなければなりません。
経験上多い忘れ物は、『食に関するもの』です。
それも特に調味料・おはしあたりが鬼門です。
おはしは薪などから作ることができますが、調味料はそうはいきません。
質の高い肉を買ってきても、調味料がないと悲劇ですので絶対に忘れないようにしましょう。
道具の買い替えが多発
キャンプギアをできるだけ安く購入したい、と思うのは私だけでは無いハズ。
特に初心者の方は、『とりあえず使えれば良い』というレベルの製品を揃えがちです。
安く揃えたギアでキャンプ場に行くと、他のキャンパーの装備が眩しく見えます。
一方で自分のギアのしょぼさが際立ち、満たされない気持ちになりがちです。
結果、ハイレベルのギアに買い替えることになり、余計お金がかかってしまいます。
『安いテントを買うか高いテントを買うか迷っている』時は、経験上、高いテントを思い切って買うのが正解です。
仮に気に入らなくとも、高いテントは中古の売却価格も高いです。
焚き火で道具を燃やす
結構な道具類を焚き火で燃やしてきました。
まずはテントの小さな穴。
写真のサーカスTC。
穴のアップ写真はありませんが、1cm位の穴が開いてます。それも2箇所。。
私は普段TC素材のテントを使用しているので、油断があったのかもしれません。
さらにはパチノックスは完全に殉職。
いつものように焚き火を楽しんでいたある夜のこと。
トイレに立った瞬間に突風が発生し、パチノックスが焚き火にダイビングしてしまいました。
ものの数秒でパチノックスは殉職。
安いなりにも気に入っていたイスだったので非常に残念な思いをしました。
この件以来、焚き火中にイスを離れる際は、イスに重石を載せるようにしています。
パチノックスならまだしも、高級ギアであるテンマクデザインのムササビウイングにも大穴を開けた苦い経験があります。
撤収時、焚き火の炎がタープ下でくすぶっているのに、タープを畳もうとして燃やしてしまいました。
我ながらアホすぎる。。。
お金が全く無いのに一目惚れして、妻に借金して買ったムササビウイング。
キャンプにいく時はいつも一緒だったムササビウイング。
メチャクチャカッコ良く、張るたびに惚れ惚れしたムササビウイング。
この時ばかりは本気でキャンプを辞めようと考えた程、心底落ち込みました。
高いタープなのでなかなか購入できませんが、絶対に買い直したい最高のギアです。
焚き火の匂いをまき散らす
キャンプの翌日、仕事で同僚に煙臭いと言われてしまうことがありました。
車で同僚と目的地に向かっている最中の事でした。
もちろんキャンプ後にはお風呂に入っていますし、服装も全て着替えています。
狭い車内とはいえ、面と向かって言われる位なのだから、相当匂っていたのだと思います。
同僚でおっさん同志だから笑い話で済んだものの、これが取引先や異性のスタッフだったとしたら、全然笑えません。
この件以来、キャンプ後のお風呂は長風呂 & シャンプー3度かけと、比較的匂いの少ない広葉樹での焚き火を徹底しています。
子どもにイライラしてしまう
設営や撤収はテキパキ済ませたいもの。
特に撤収時は時間に余裕が無いことが多いため、子どもに優しく接することが難しいです。
子どもは子どもなりに撤収作業を頑張っているのにも関わらず『まだ終わんないの?』とか『こんな事も出来ないの?』などのNGワードを連発してしまいます。
キャンプは楽しみながら親子共に成長できる場であると思います。
心ない一言で、子どもの自尊心に悪影響を与えないよう、時間に余裕を持った行動をとるべきですね。
真夏のキャンプで脱水症状
我が家では主に、関東の平地でキャンプをしています。
ある夏の暑い日のこと。
いつものように近場のキャンプ場にファミキャンに行きました。
そのキャンプ場にはテニスコートが併設されており、せっかく金を払って予約したのだからと親子でテニスをする事小一時間。
全員が軽い脱水症状となり、数時間ダウンする羽目になりました。
幸いにも症状が軽かったので大事にはいたりませんでしたが、危険案件だったと認識しています。
この件以来我が家では、7月〜8月はキャンプのオフシーズンになりました。
勘違いで盗難さわぎを起こす
とある冬のソロキャンプの際、キャリーカートに置いていたシュラフが無くなった!と勘違いしたことがあります。
(実際のところシュラフは車のトランクに積みっぱなしでした。)
『盗難されたかも』と思い込み、キャンプ場の管理人さんを巻き込んで一騒動を起こしてしまったのです。
その後、間も無く車のトランクからシュラフを発見。
管理人さんにスライディング土下座をしました。この勘違いと思い込みの原因は、深酒であったと思います。
酔っ払って盗難騒ぎをするおっさん。
我ながらマジで最悪。
思い出すだけで恥ずかしい失敗談です。
ソロキャンプは自由ですが、他人に迷惑をかけてはいけません。
妻をキャンプ好きにできなかった
最も致命的なミスはこれかもしれません。
妻と同じ趣味を持つメリットは、精神的にも金銭的にもとても大きいですよね。
妻は今まで2度だけキャンプに来たことがあります。
その際、妻にキャンプを好きになって欲しいと思うあまり、接待しすぎたのかもしれません。
設営も火起こしも調理も全て私が行なうので、妻はイスに座ってビールを飲んでご飯を食べるだけ。
至れり尽くせりの応対のハズが、妻の楽しみを奪っていたのかも、と感じています。
それとも単純に妻の性格にキャンプが合わなかったのか?
敗因が定かでないので、折を見て直接聞いてみようと思います。
【初心者必見】失敗を回避せよ!キャンプでの失敗談8選 まとめ
あるあるな失敗
- 忘れ物をする
- 道具の買い替えが多発
あかん失敗
- 焚き火で道具を燃やす
- 煙の匂いをまき散らす
- 子どもにイライラしてしまう
大失敗
- 真夏のキャンプで脱水症状
- 勘違いで盗難さわぎを起こす
- 妻をキャンプ好きにできなかった
こんな失敗するのはオマエだけだよ!という声が聞こえてきそうですが、ほんの少しでもみなさまのお役に立てたら嬉しいです。
ではまた!