冬キャンプを快適に楽しむために、重要なポイントであるテント選び。
どんな材質の・どんな機能のテントを選べば良いか迷いますよね。
とはいえテントの種類が多すぎて何を選べば良いかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
皆さまがはじめての冬用テント選びで失敗しないように。
厳しい寒さの中でも快適に過ごせるテントを厳選して紹介します。
ぜひ参照にしてみて下さい。
冬キャンプをより快適に過ごせるテントの特徴
村のカズさん
実は、ペラペラのポリ幕でも冬キャンプを乗り切ることは可能です。でもですよ、どうせ冬キャンプをするなら快適に過ごしたいですよね?であれば冬幕を一張り持っておきましょう。なんと!この記事で紹介する冬幕は、夏に使っても快適なモノばかり。一年中活躍できるお得な幕なのですよ。奥さま。
■快適な冬幕の4つの特徴
- スカートを装備している
- テクニカルコットン素材
- 換気性能が高い
- 狭すぎず、広すぎない
スカートを装備している
スカートのメリットは、ズバリあったかいこと。
足元からの冷気の侵入を防ぎ、テント内を暖かく保温してくれます。
テント内にピューピューすきま風が入ってくると体は冷えるし心もすさみますからね。
スカートの有無で、体感気温(特に足元)はかなり変わってきます。
また、雨や虫の侵入も防いでくれるので、幕内の快適さをアップさせてくれます。
スカートは外気をシャットダウンする働きがあるので冬はかなり頼りになる装備です。
- 幕内を暖かく保温できる。
- 雨の跳ね返りや虫の侵入も防ぐ。
- 冬には頼りになる装備。
- 夏は巻き上げておけば涼しくなる。
テクニカルコットン素材
テクニカルコットン(TC)素材のテントの魅力はオールシーズン対応できること。
夏はつよい陽射しをさえぎり、冬は暖かい空気を外に逃しません。
さらに生地の網目の隙間が空気の通り道になるので、結露を起こしにくいです。
ペラペラポリ幕に比較して、火の粉に当たっても穴が開きにくいこともメリットですし、質感もたかいので見栄えが良いです。
欠点はポリ幕に比べ重みがあることと、メンテナンスに手間がかかること。
使用後は完全に乾燥させておかないと、カビが発生することがありますので要注意です。
TC幕は表示上の耐水圧は低め(だいたい350mm位)ですが、使っていて水が漏れてきたことはありません。
- オールシーズン快適に過ごせる。
- 結露が発生しにくく、火の粉で穴が空きにくい。
- 幕質が高く安心して過ごせる。
- 見栄えが良い。
- 重みがあること・メンテナンスに手間がかかるのが欠点。
換気性能が高い
冬キャンプを快適に過ごすには、薪ストーブや石油ストーブなどの暖房器具が必要になります。
しかしながら幕内で火器を使用すると、一酸化炭素中毒になる可能性があるので注意が必要です。
安全に暖房器具を使用する必要条件として、テントの上下に換気口があるモノを選びましょう。
テントの下部から入った空気が循環し、上部から抜けて行くことで不完全燃焼を防げるからです。
また、薪ストーブをインストールするには、煙突穴を装備しているテントか、ダブルジッパー・トリプルジッパーのテントが便利です。
狭すぎず・広すぎない
キャンプスタイルによりますが、荷物が多くなりがちな冬キャンプでは、狭いテントはおすすめできません。
かといって広すぎるテントも、幕内の温度調節が難しくなるので困りものです。
この辺は完全にキャンパーのスタイル次第ですが、狭すぎず広すぎない、
ちょうど良いと感じる絶妙な空間のテントが冬キャンプには理想的です。
筆者のソロ用冬幕はサーカスTC。
ストーブやコットをインストールしても余裕のあるサイズ感が気に入っています。
以上のポイントをふまえ、冬キャンプで活躍できるソロテントを厳選し、紹介します。
冬キャンプで活躍!ソロテントおすすめ7選
テンマクデザイン パンダTCプラス
- 冬キャンプで活躍できる4条件を全てクリアー。
- 設営がカンタン。ペグを4本さしてポールを立てるだけ。
- インナーが縦にも横にも設置できるので、設営の自由度が高い。
- メッシュインナーが付属。
- 参考価格:34,980円
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テンマクデザイン サーカスTC
- 冬キャンプで活躍できる4条件を全てクリアー。
- ソロには充分な広さ。
- ソロキャンプだけでなく、デュオでも快適。
- 無骨なたたずまいがカッコいい。
- 参考価格:34,980円
- 人によっては広すぎるかも。
- 人気すぎてキャンプ場でよくかぶる。
- 人気すぎて定価で買いにくい。
- インナーは別売り。
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WAQ アルファTC
- 冬キャンプで活躍できる4条件を全てクリアー。
- 高性能なのに30,000円を切る価格設定。
- 人気は高いが在庫状況が落ち着いており、定価で買いやすい。
- 前室が広いのでタープいらず。
- バンドックソロティピー1の二又ポールが使用できる。
- メッシュインナーが付属。
- 参考価格:29,800円
- ほぼ同型のバンドックソロティピー1TCより1.7kgも重い。
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バンドック ソロティピー1TC
- 冬キャンプで活躍できる4条件を全てクリアー。
- 高性能なのにWAQアルファTCよりさらに5,000円も安い。
- カラーバリエーション(タン・カーキ)
- 前室が広いのでタープいらず。
- オプションで二又ポールが使用できる。
- メッシュインナーが付属。
- ほぼ同型のWAQアルファTCより1.7kgも軽い。
- 参考価格:24,480円
- WAQテントより安くて軽い分、耐久性に不安あり。
- WAQテントより張り方のバリエーションが少ない。
徹底比較!バンドック『ソロティピー1TC』VS WAQ『Alpha T/C』ソロテント対決!ガチの競合商品である『バンドック ソロティピー1TC』と『WAQ Alpha T/C』。徹底比較し、何が違うのか?どちらの幕にどんなメリット・デメリットがあるのか等を深く考察。買うべきテントはどっちだ?...
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バンドック ソロベースEX
- 冬キャンプで活躍できる4条件を全てクリアー。
- 軍幕風のデザインが無骨でカッコいい。
- ソロベースの上位互換で冬耐性がさらに向上。
- カラーバリエーション(カーキ・サンドベージュ)
- メッシュインナーを標準装備。
- サイドウォールを装備しており、横からの雨風に強い。
- 参考価格:32,800円
- 高さが低いので、幕に頭がつく可能性あり。(110cm)
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フィールドア パップテントTC320
- 冬キャンプで活躍できる4条件を全てクリアー。
- 四方の全ての面が開閉できる。
- 設営のバリエーションが豊富なので、さまざまなシーンに対応。
- 設営のバリエーションが豊富なので、飽きにくい。
- 二又ポールが標準装備。
- インナーテントが付属。
- インナー入口はメッシュ・フルクローズ切り替え可能
- 高さがあるので頭が天井につきにくい。
- 参考価格:驚異の20,900円!
- 収納サイズがやや大きい。
- スカートの巻あげができない。
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かまぼこテントソロTC
- 冬キャンプで活躍できる4条件を全てクリアー。
- 前室・寝室ともに二人でも快適に使用できる。
- スクリーンタープのようにリビング全面をメッシュにできる。
- 大きめのキャノピー装備でタープいらず。
- ラビッターにはたまらない逸品。
- 参考価格:41,470円
- 人気のあまり品切れ気味
- 他のソロテントに比較してデカくて重い。
- 価格設定は他の冬用ソロテントより高め。
購入は、DOD公式ページから。
冬キャンプで活躍!ソロテントおすすめ まとめ
商品名 | 画像 | サイズ・総重量・価格 |
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テンマクデザイン パンダTC+ | | - 270×270×170(h)cm
- 6.28kg
- 34,980円
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テンマクデザイン サーカスTC | | - 420×442×280(h)cm
- 10.9kg
- 34,980円
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WAQ アルファTC | | - 240×240×150(h)cm
- 6.5kg
- 29,800円
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バンドック ソロティピー1 | | - 240×240×150(h)cm
- 4.8kg
- 24,480円
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バンドック ソロベースEX | | - 360×190×110(h)cm
- 5.2kg
- 32,800円
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フィールドア パップテントTC320 | | - 320×210×130(h)cm
- 7.5kg
- 20,900円
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DOD かまぼこテントソロ | | - 450×170×120(h)cm
- 10.3kg
- 41,470円
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以上、絶対にはずさない冬用テントおすすめ7選でした。
自分の感性とスタイルに合うソロテントを選んで、いざ冬キャンプへ!
ではまた。
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