キャンプ場レビュー

日川浜オートキャンプ場で冬キャンプ体験レポ【格安・電源付きキャンプ場】

あけましておめでとうございます。年明け早々キャンプに行ってきた村のカズさんです。

ふだん月に1〜2回キャンプに行く私ですが、このところ本業が忙しかったため、約2ヶ月ぶりのキャンプとなりました。冬キャンプ党にとってベストシーズンと言って良い1月、天候にも恵まれ快適な新春親子キャンプを楽しんできました。

今回のキャンプ地は茨城県神栖市にある『神栖市営日川浜オートキャンプ場。』結果から言うと、日川浜オートキャンプ場は、安くて・広くて・海が近い『かなりオススメできる』キャンプ場です。一部ハズレを引いたところはありましたが・・。ではさっそく詳細レポートを進めていきます。

日川浜オートキャンプ場で冬キャンプレポ

日川浜オートキャンプ場の基本情報

所在地茨城県神栖市日川2036-124
問い合わせ先神栖市営日川浜オートキャンプ場 管理事務所
TEL/FAX 0299-97-0567
受付時間午前9時~午後5時
定休日火曜日(祝日の場合は営業) ※ただしGW、7~9月は無休
利用料金【オートキャンプサイト(1区画)】
1泊:3,660円 デイキャンプ:1,570円
【フルフックアップサイト(1区画)】
1泊:5,230円 デイキャンプ:1,570円
【テントサイト(1区画)】※電源なし
1泊:3,000円 デイキャンプ:1,570円
【キャビン】
1泊:10,470円(最大9名宿泊可)
【バーベキューサイト(1ユニット)】
午前10時~午後2時、午後3時~7時:各2,090円
申込方法日川浜オートキャンプ場予約サイト上で予約ができます。
駐車場60台
アクセス(車)東関東自動車道潮来ICより18km 約30分
(電車)JR成田線 下総橘駅よりタクシーで約15分
  • フルフックサイト:電源・水道付きの広いサイト(15m×10m)
  • チェックイン・チェックアウト時間についてはかなりシビアな管理をしていました。

日川浜オートキャンプ場のここが良い

都心からのアクセスが良い

自宅のある千葉県松戸市から約90キロの道のりを下道で約3時間。高速道路を使用すると片道2,000円程かかる割に1時間しか時短が出来ないので、オール下道で行ってきました。3時間であれば下道でも個人的に我慢できる範囲です。

海が近い

キャンプ場から徒歩3分で日川浜海水浴場に行くことが出来ます。春は潮干狩り・夏は海水浴・秋冬はサーフィン等でにぎわっている様子です。波は高めで、当日は多くのサーファーがサーフィンを楽しんでいました。

サイトが広い(一部例外あり)

 

サイトの広さは10m四方で十分な広さがあり、大型のテントもラクに張ることが出来ます。ただし、私の予約したサイトの48番サイトは8m四方しかなく、ツインピルツフォークTCをギリギリ張れる広さしかありませんでした。8m四方と10m四方ではあまり変わらないように思えますが、実際のところレイアウト組みに大きな影響があります。

他のサイトはカタログ通り10m四方のサイトだったため、なぜ自分だけ狭いサイトなのかと、かなり残念な思いをしました。これからWEB等で予約を入れる方は、キャンプ場への要望欄に『48番サイト以外で』などとしっかりと伝えておきましょう。

料金が安い

首都圏近郊のオートキャンプ場で、一泊3,000円(電源付きでも3,660円)はかなり安いと思います。相場の約半額と言ったところです。特筆すべきは電源サイトの利用料の安さ。プラス660円を支払えば、冬キャンプの装備が整っていない方でも、気軽に冬キャンプを楽しめます。

温泉が近い

キャンプ場から3キロの距離に、市営の温泉施設『ふれあいセンター湯楽々』があります。入浴料金は大人520円・子供310円と格安です。安価にもかかわらず設備がキレイでサウナも設置されているので、かなり充実している施設です。

清潔・レンタル品が充実で初心者でも安心

最大9名まで宿泊できるコテージが設置されていたり、テントやタープなどのレンタル品が充実していたりと、初心者の方に優しいキャンプ場だと感じました。トイレも清潔で、ウォッシュレット付きの暖かい便座なので冬でも安心して使用できました。シャワールームは使用しませんでしたが、こちらも清潔に保たれている様子でした。

コテージは新しく、つくりはしっかりしていました。

トイレも清潔です。

日川浜オートキャンプ場のここがイマイチ

一部サイトは狭い

前述の通り、一部サイトはカタログ表記より狭いサイトがありますので、予約の際は要確認です。特に48番サイトだけは避けた方が良さそうです。

ソロキャンプ向きではない

キャンプ当日は満サイト状態でしたが、ソロキャンパーは1組のみ。他のキャンパーは全てファミリーキャンプorグループキャンプ客でした。ソロキャンプができないことは無いですが、ひとり静かに自然と向き合ってキャンプをする環境ではありません。

キャンプレポ

管理棟でチェックイン

管理棟で受付したのは12時40分頃。チェックイン時刻は13時からとなっており、アーリーチェックインの確認をされましたが、20分待つことにしました。時間にはかなりシビアな印象ですので『ちょっと早いけど設営していいですよ』的な対応は期待しない方が良さそうです。

管理棟で扱っている商品は、燃料や食糧を中心に一通りそろっている印象です。電子レンジやポットが備え付けてあるのでいろいろと便利ですね。

売り場の中でも目立ったのが釣り用のアイテムです。レンタル釣りざおやルアー、釣り針などが店内の約1/3を占めていました。釣りでも楽しんでみようかとレンタル釣りざおの値段を確認すると、1日2,000円・1泊2日で3,000円と結構なお値段。安い釣竿が購入できる価格なので、あえなく断念しました。

設営

受付でキャンプ場のルール説明を受け、指定された48番サイトへ直行します。『なんだか狭いなぁ』と違和感を感じながらも、ツインピルツフォークTCを敷地ギリギリいっぱいに使ってなんとか設営完了。

設営後、散歩さながら他のサイトを観察してみると、私のサイトだけ明らかに狭いことが発覚。テント設営後に気づいたので特にクレームは入れませんでしたが、何度でも言います。予約の際は48番サイトを避けて下さい。ちょっと大きいテントだと設営が難しいですし、オートキャンプ場なのにもかかわらず、車の横付けが困難になる恐れがあるからです。

サイトは全面芝で、地面は柔らかめなので鍛造ペグ等は必要ありません。隣のサイトとは植栽で仕切られており、プライベート感はかなり感じることができました。

サイト探索

キャンプ場の最奥はグランピングサイトとなっており、特大サイズの小川『グロッケ24&ペンタ6×6』が圧倒的存在感を放っていました。グロッケ24は初めて見ましたが、マジでデカイですね。映えるし広いしグルキャンにはもってこいのテントだと感じます。

ゴミは基本持ち帰りですが、300円支払えばゴミ庫へ捨てることができます。

花火を楽しめる広場もありました。

バーベキュー場もきれいで設備が整っていました。

お湯は出ないので、冬は対策が必要です。

徒歩で日川浜海水浴場へ

キャンプ場から徒歩3分で日川浜海水浴場へ行くことができます。広い砂浜が特徴の海水浴場です。海と青空と砂浜のコントラストが美しく、巨大な風車の群れはかなりの迫力でした。

また、キャンプ場か徒歩で15分ほどの距離に堤防があり、こちらでは釣りが楽しめるようです。ルアー釣りではスズキやヒラメ・エサ釣りではイシモチが釣れるとのこと。テントサイトでも釣竿を持参している方が目立ちました。

近隣の温泉へ・・の予定が

近隣の温泉施設『ふれあいセンター湯楽々』に行く気満々でしたが、正月3が日は営業していなかったため、急遽『鹿島セントラル天然温泉 美人の湯』に行ってきました。

美人の湯は、泉質自体は悪くなかったのですが、ひとり950円とまぁまぁ高額な上に場内は激混み状態。たまたまかもしれませんが常連客のマナーも良くない感じで、かなり残念な体験となってしまいました。温泉選びは、営業しているならば『ふれあいセンター湯楽々』一択ですね。

食事は手抜きで済ます

夕食メニュー
  • 牛タンを男前グリルプレートで焼いただけ
  • 家から持ってきたモチをレインボーストーブで焼いただけ
  • 肉まんをメスティンで蒸しただけ
朝食メニュー
  • セブンイレブンの金のハンバーグをメスティンで湯煎しただけ
  • バケットをレインボーストーブで焼いただけ

包丁すら使わない超手抜き調理で、写真を撮ること自体忘れていました。次のキャンプではもうちょっとマジメに料理したいと思います。

焚火とストーブで暖まる

キャンプ当日の最低気温は0°C。それなりに寒いので焚火とストーブで暖まりました。

岩手切炭は火持ちが良く、火力が安定しているのでオススメです。

レインボーストーブは暖房性能は並ですが、抜群に雰囲気が良いので気に入っています。

まとめ

日川浜オートキャンプ場はこんなところ

  • レンタル品や設備が整っているので、初心者も安心できる
  • 海(海水浴場)がすぐ近くで、釣りやサーフィンなどを楽しむことができる
  • 格安で電源を使用できるので、装備が整っていなくても冬キャンプができる
  • ファミキャンorグルキャン客が多く、ソロキャンパーには不向き
  • 初心者に優しい反面、ガチキャンパーには不向き

日川浜オートキャンプ場は、海釣り好きの方、小さい子ども連れの方、アウトドア慣れしていない方にはとても良いキャンプ場だと感じました。逆に釣りに興味がない方や、キャンプ慣れしている方は少し物足りなさを感じるかもしれません。

首都圏からのアクセス⭐️⭐️⭐️☆
施設の充実度⭐️⭐️⭐️⭐️
設備の清潔度⭐️⭐️⭐️⭐️
コストパフォーマンス⭐️⭐️⭐️⭐️
ファミキャンオススメ度⭐️⭐️⭐️⭐️
ソロキャンオススメ度⭐️⭐️
(表の見方)(⭐️:1点 ☆:0.5点 満点は⭐️×5)

 

ではまた!

ABOUT ME
村のカズさん
松戸市在住40代男性キャンパー。ソロキャン7割・ファミキャン3割で、年に20泊ほどキャンプしています。「ソロキャンもファミキャンも楽しみたい」世のお父さんキャンパーの為にブログを立ち上げました。