キャンプコラム

ナンガ製のダウンシュラフをあえて自宅の洗濯機で洗ってみた結果を報告

こんにちは。

村のカズさん(@KazuSlowcamp)です。

この度、ナンガ製のダウンシュラフを自宅の洗濯機でじゃぶじゃぶ水洗いしてみました。

気になる結論は『意外と普通に洗える』です。

どんな風にして自宅の洗濯機で洗ったのか?

洗剤は何を使ったのか?

乾燥の仕方は?

かかった費用や時間は?

などなど、詳細を報告していきます。

村のカズさん
村のカズさん
注意!この記事の洗濯方法は推奨されるモノではありません。あくまで一事例として捉えてください。仮にマネするなら自己責任で!

ナンガ製のダウンシュラフをあえて自宅の洗濯機で水洗いした背景

私はふだんからダウン製の『ナンガオーロラ600DX(山渓モデル)』をかけ布団として使っています。

2022年2月現在、ナンガオーロラ600DXのキャンプでの使用回数は少なくとも30回、家での普段づかいでは少なくとも600回を超えています

購入してから3年超、相当なレベルで使い込んできました。

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ナンガオーロラ600DXのメンテナンスは定期的な天日干しと、ファブリーズのみで、今まで一度も洗ったことはありませんでした。

が、しかし!

使い込んだ汚れが原因か、さすがに保温性能の低下を感じることが多くなりました。

なのでとうとうダウン製のナンガオーロラ600DXを洗おうと決断。

本来であれば専門業者にクリーニングを依頼したり、風呂でのふみ洗いなどをするべきなのですが、ズボラな私は自宅の洗濯機で洗うことを試みたのでした。

ナンガ製のダウンシュラフをあえて自宅の洗濯機で洗ってみた結果報告

はじめに概要を記載しておきます。

所用時間:合計90分

👉浸し10分 洗濯40分 乾燥40分。

使用洗剤:家にあった洗剤と柔軟剤

👉洗剤はアリエールBIO・柔軟剤はランドリン。

使用金額:400円

👉かかったお金は乾燥機使用代(40分)のみ。

使用洗濯機:一般的な縦型洗濯機

👉ドラム式ではない。10キロまで洗濯できるサイズ。

次に洗濯の詳細を説明します。

その①シュラフを水に浸す

ナンガオーロラ600DXはダウンシュラフなのでかなりモフモフしています。

また、オーロラは表面生地が撥水モデルなので、このままでは洗濯機で洗うことはできなそうです。

なので取った対策は2つ。

  1. シュラフを圧縮して目いっぱい空気を抜く
  2. シュラフを裏がえしにして水に浸す

ダウンシュラフを洗濯するには、構造的にドラム型洗濯機が向いています。

自宅にある縦型の洗濯機では、ダウンがプカプカ浮いてしまうので、ダウン製品をうまく洗浄できないからです。

しかしながらシュラフを裏がえしにして約10分水に浸すことで、空気を抜いてヒタヒタにすることが出来ました。

これで縦型洗濯機でもそれなりに洗うことができそうです。

その②洗濯機を動かす

準備が整ったら洗剤と柔軟剤を入れてスイッチポン!

家にあったアリエールBIO(中性洗剤)という洗剤と、ランドリンという柔軟剤を使いました。

洗剤は中性洗剤を使うと良いようです。

洗濯機のモード選択の仕方が分からないので、洗い方はいつも通りのノーマルモード

本来ならぬるま湯で洗うべきなのでしょうが、面倒なので水洗い

洗濯ネットも使ってません。

ヒタヒタに浸した以外は、その辺のTシャツと全く同じ洗い方です。

我ながらズボラすぎる。。

待つこと40分、洗濯が完了したのでフタを開けてみると・・!

意外と普通に洗えている印象でした。

その③乾燥機にかける

本来なら脱水したのち、数日かけて自然乾燥するのがベストらしいです。

しかしナンガオーロラ600DXは私のかけ布団

乾燥させないと、布団が無い→寝れないという緊急事態になりますので、何としても今日中に乾かさなければなりません。

ということで近所のコインランドリーに移動し、乾燥機にかけてみます。

14キロまで乾燥できる中型サイズの乾燥機を使います。

高温で乾燥をかければ安く上がりそうですが、慎重に『中温』を選んでみます。

ダウンと表面生地にダメージを負わせては元の子もないですからね。

まず20分乾燥させシュラフの様子を見てみると、表面は乾いているが中は湿ったまま。

ひっくり返して更に20分乾燥させると、完全に乾きました。

ダウン量600グラム程度のシュラフは、40分もあれば乾燥できますね。

自宅の洗濯機で洗ってみたダウンシュラフの仕上がりは?

洗濯を終えたナンガのダウンシュラフの仕上がりは上々

ダウンがかたよることもなく、ダマになることもなく、いたって快適に使えています。

使い込みにより低下していたモフモフ感も復活しており、保温性能の回復も実感できるレベルです。

黄ばみが入っていた日の丸も白くなったので、それなりに洗浄できていることが伺えます。

また、シュラフにダメージは特に感じられず、縫い目からダウンが漏れ出ることもありませんでした。

結果、自宅の洗濯機を使ってのダウンシュラフ洗濯実験は成功と言って良いと感じています。

たった90分で、お金も労力もかけずに洗えてしまいましたからね。

おそらく、次にシュラフを洗う時も洗濯機で丸洗いすると思います。

とは言え、自宅の洗濯機での洗濯・コインランドリーでの乾燥を皆さまに推奨するものではありません

私のようにズボラではない方は、業者さんを活用したシュラフクリーニングや、バスタブを使ったふみ洗い・数日かけての自然乾燥をすると良いでしょう。

その方が確実に汚れを落とせるでしょうし、大切なシュラフにダメージを負わせずに済むからです。

洗濯機丸洗いのご利用は計画的に!

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村のカズさん
松戸市在住40代男性キャンパー。ソロキャン7割・ファミキャン3割で、年に20泊ほどキャンプしています。「ソロキャンもファミキャンも楽しみたい」世のお父さんキャンパーの為にブログを立ち上げました。