キャンプ場レビュー

【徹底解説】ogawa GRAND lodge FIELD(小川グランドロッジフィールド)6つの魅力と4つの注意点

ogawa GRAND lodge FIELD(以下、小川グランドロッジフィールドと記載)は、アウトドアブランド『ogawa』が運営するキャンプ場です。

キャンプ好きなら誰でも知っている、あの老舗メーカーogawa直営のキャンプ場

しかも、首都圏に新設されたキャンプ場となれば、期待値は抜群に高いですよね。

でも、ネットで情報を調べてみると、意外と情報が少ない様子。

それも一般ユーザーによる宿泊レポートは、ほぼ無いと言っても過言ではありません。

そこで!

皆さまに情報をお届けしようと、一泊ソロキャンプを敢行してきました。

宿泊することで感じた、小川グランドロッジフィールドの魅力と注意点を解説しますので、キャンプ場選びの参考にしていただきたいと思います。

この記事を読む価値

  • 小川グランドロッジフィールドの魅力がわかる。
  • 小川グランドロッジフィールドの注意点がわかる。
  • 小川グランドロッジフィールドに宿泊すべきか判断できる。

【徹底解説】小川グランドロッジフィールド6つの魅力と4つの注意点

はじめに結論!小川グランドロッジフィールドの6つの魅力!

  • 極上!首都圏からのアクセス
  • 汎用!ソロキャンもファミキャンもお任せ
  • 清潔!ピカピカの設備
  • 安心!街なかが近い
  • 静寂!管理が届いている静けさ
  • 充実!ogawa製品のラインナップ

はじめに結論!小川グランドロッジフィールドの4つの注意点!

  • 割高?宿泊費は安くはない
  • 傾斜?平坦な場所は多くはない
  • 眺望?ながめは良くはない
  • 途上?開発は終わっていない

軽く基本情報を差し込んだ後、小川グランドロッジフィールドの6つの魅力を紹介します。

小川グランドロッジフィールドの基本情報

住所千葉県柏市手賀1618
電話番号04-7170-4486
アクセス常磐自動車道の柏インターから約22キロ
営業時間チェックイン:13時〜/チェックアウト:〜11時
定休日なし
サイトの種類芝サイト
その他無料シャワーあり。一部サイトはペット同伴可

 

極上!首都圏からのアクセス

小川グランドロッジフィールドは千葉県の柏市に位置しているので、首都圏からのアクセスが極上

常磐自動車道の柏インターで下車した後、30分〜40分で到着できます。

少し時間をかけても良いなら、都内から下道オンリーで来ることも充分可能です。

汎用!ソロキャンもファミキャンもお任せ

キャンプスタイルにより、サイトがしっかりと区分けされていることも、小川グランドロッジフィールドの特徴の一つです。

小川グランドロッジフィールドはざっくりと『ファミリー用区画サイト』『ソロ〜デュオサイト』に分けられており、ファミリー用区画サイトは更に『ペット同伴が可能なサイト』と『ペット同伴が不可なサイト』に区分されています。

ファミリーサイトとソロサイトはそれなりにしっかりと区分されているので、ファミリーは賑やかに、そしてソロ〜デュオサイトではしっぽりと過ごせるでしょう。

小川グランドロッジフィールドは、キャンパーのスタイルに対応した区画割りがされているので、さまざまなキャンパーが快適に感じるふところの深いキャンプ場です。

清潔!ピカピカの設備

小川グランドロッジフィールドは2022年にオープンしたばかりの新しいキャンプ場です。

出来たてのキャンプ場なので、当然のことながら設備はピカピカのギランギラン

老舗キャンプメーカーのogawa直営のキャンプ場なだけあり、清掃もしっかりと行き届いています

小さい子ども連れの方や女性も安心な環境なのは間違いないでしょう。

安心!街なかが近い

小川グランドロッジフィールドは千葉県柏市に位置しています。

柏市は一説によると『千葉の渋谷』と称される都市で、人口も政令指定都市に準じるレベルです。

キャンプ場周辺は静かですが、車で10分〜20分も走れば、不自由なく何でも揃う環境が整っています

買い物だけでなく、事故やケガなどの不測の事態にもいち早く対応できるので安心です。

静寂!管理が届いている静けさ

千葉県の中ではそれなりに都会の柏市にありながら、小川グランドロッジフィールドでは静けさを堪能できます。

都市部のキャンプ場にありがちな、車やバイクによる騒音も気になりません

キャンプ場の管理体制も行き届いており、クワイエットタイム(夜に静かに過ごす時間帯)で騒ぐようなヤカラキャンパーは皆無でした。

充実!ogawa製品のラインナップ

さすがはogawa直営のキャンプ場。

小川グランドロッジフィールドの管理棟では、ogawa製品がところ狭しと陳列されています。

ペグなどの小物から、テントやタープなどの大物まで、その辺のギアショップを凌駕する品揃えです。

筆者が気になったのはカトラリーセット。

管理棟で買って、併設のキャンプ場ですぐ使えるのはすごく魅力的ですよね。

やろうと思えば、テントを買ってその場で設営なんてこともできてしまいます。

首都圏から近いうえに用途も広く、街近なのに静かな環境で、ogawa製品に囲まれながら清潔にキャンプができる。

小川グランドロッジフィールドは、ogawaファンならずとも魅力を感じるキャンプ場だと感じます。

一方で、注意点・問題点と感じたポイントもありますので共有します。

割高?宿泊費は安くはない

私営キャンプ場、かつブランド力のある企業のキャンプ場ですので、宿泊費自体は安くありません

筆者は平日にソロキャンプを楽しみましたが、宿泊費は3,000円。

『都市部の私営キャンプ場ならそんなものでしょう?』というお声もあるかもしれませんが、私個人の感覚だとソロで3,000円はまぁまぁ高いです。

キャンプ場の設備も完全に整っているわけではなく、開発途中でもあることから、現状ソロなら2,000円前後が妥当では?と感じました。

実際、成田ゆめ牧場やありのみ園など、千葉の有名キャンプ場よりもやや高い価格設定になっているようです。

傾斜?平坦な場所は多くはない

もともとはゴルフ場だった土地をキャンプ場にしたこともあり、サイトに平坦な場所は多くありません

特にソロ〜デュオフリーサイトでは、全体の6〜7割が傾斜地ですので注意が必要です。

フリーサイトには一見して分かる『あからさまな一等地』がある反面、多くの場所は傾斜地ですので、ベストポイントを抑えたい場合は早めのチェックインが必要になるでしょう。

眺望?ながめは良くはない

小川グランドロッジフィールドの眺望は、残念ながらそれほど良くありません

一部サイトではそれなりに遠くの風景を見渡せますが、ほとんどのポイントでは『至ってふつう』なレベルです。

街なかが近いキャンプ場ですので致し方ないかもしれませんが、小川グランドロッジフィールドは、眺望目的で利用するキャンプ場ではありません。

途上?開発は終わっていない

出来たてのキャンプ場ですので、設備の多くがまだ整備中です。(2022年12月現在)

サイトは拡張中ですし、トレーラーハウスやサウナなどが整備中でした。

管理棟で酒類を扱っていないこともあり(現在許可申請中とのこと)場内でアルコール類の調達もできません

それなりに広いキャンプ場内なのに、水場が管理棟脇にしか無い事も不便に感じます。

現状は『まだまだ』と感じさせますが、逆に言えば今後の展開が楽しみなキャンプ場です。

小川グランドロッジフィールドの『その他』情報

ここまで小川グランドロッジフィールドの『魅力』と『注意点』をお伝えしましたが、その中では伝えきれなかった『その他情報』も共有します。

『その他情報』と言えど、宿泊を検討される方には有益なモノばかりですので、漏れなくご確認頂きたいです。

ゴミ処理

無料でゴミを処理できます。スーパーの袋でそのまま捨てられるのでとてもラクです。

灰は管理棟前の灰捨て場へ。

なぜかソロストーブレンジャーが使われています。

シャワー

シャワーの利用時間は7時〜21時となっています。

上記時間帯であれば、無料で何度でも使えるのがポイント高いですね。

シャワー室は男女各2室。

設備が新しいことに加え、定期的に清掃されているので快適に使えます。

シャンプーやボディソープなどは備え付けられていないので、持参すると良いでしょう。

ただし、シャワーは割と混雑しますので、一回の使用は5〜10分以内に抑えましょう。

有料ですが、洗濯機も使えます。

トイレ

キレイ好きな方も安心して使える温水ウォシュレットトイレを完備。

清掃状況も写真の通り文句ありません

トイレ使用時は床を汚さないよう、備えつけのスリッパを必ず使用しましょう。

自販機

ソフトドリンクのみ販売。

お酒が売っていないのは残念ですが、ぼったくり価格ではありません。

それなりに広いキャンプ場内で、管理棟脇にしか設置がないので気をつけましょう。

売店の薪

味のある麻ぶくろに入っている薪は、燃やし甲斐がある広葉樹

乾燥状態は良好で重さ6〜7キロと言ったところでしょうか。

価格は1束900円で、1束あれば2〜3時間ほど焚き火を楽しめます。

質・量ともに、キャンプ場に売っている薪にしては悪くありません。

だがしかし!柏市近辺で薪を仕入れるなら、事前に薪のPENさんで購入しておいた方が間違いなく超お得です。

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炊事棟

広々とした炊事棟。

こちらもピカピカで安心して使えます。

水は井戸水を使っているそうですが、水質が高いうえに滅菌処理をしているので、安心して飲むことができます

もちろんお湯も出ますので、油の付いた食器も綺麗に洗えますし、冬キャンプで地獄のような思いをする心配も無用です。

焚き火台やペグ、靴などは炊事棟内で洗わず、炊事棟の外にある水道口で洗浄しましょう。

展示テントのリクエスト

ogawa直営のキャンプ場なだけあり、小川グランドロッジフィールドではogawa製のテントが展示されています。

私が宿泊した日は、アポロンTCクーポラそしてヴィガスⅡが展示されていました。

なんと!小川グランドロッジフィールドフィールドでは、事前に電話しておけば、展示するテントのリクエストを受けてくれるとのこと。

ogawa直営キャンプ場の強みと言えるこのサービス。

ogawaテントに興味がある方は活用してみてはいかがでしょうか?

 

 

【まとめ】ogawa GRAND lodge FIELD(小川グランドロッジフィールド)6つの魅力と4つの注意点

まとめ!小川グランドロッジフィールドの6つの魅力!

  • 極上!首都圏からのアクセス
  • 汎用!ソロキャンもファミキャンもお任せ
  • 清潔!ピカピカの設備
  • 安心!街なかが近い
  • 静寂!管理が届いている静けさ
  • 充実!ogawa製品のラインナップ

まとめ!小川グランドロッジフィールドの4つの注意点!

  • 割高?宿泊費は安くはない
  • 傾斜?平坦な場所は多くはない
  • 眺望?ながめは良くはない
  • 途上?開発は終わっていない

小川グランドロッジフィールドは、多くのキャンパーの広いニーズに応えられる、ふところの深いキャンプ場だと感じました。

宿泊費は安くはないけど、スタッフさんが親切で設備もキレイなので、快適なキャンプが楽しめるでしょう。

ABOUT ME
村のカズさん
松戸市在住40代男性キャンパー。ソロキャン7割・ファミキャン3割で、年に20泊ほどキャンプしています。「ソロキャンもファミキャンも楽しみたい」世のお父さんキャンパーの為にブログを立ち上げました。